お母さんの便秘は伝染する?:真偽について

お母さんの便秘は赤ちゃんに伝染ることがあるの?

よく言われるのが、「お母さんが便秘だと、それが伝染して赤ちゃんも便秘になる」というもの。
実体験として語るお母さんもたくさんいらっしゃいます。
では、医学的に真偽はどうなのでしょうか?
結論から言うと、お母さんが便秘になっても、それが赤ちゃんに伝染することはないですし、便秘のお母さんの母乳を飲んだ赤ちゃんが便秘になる・・・ということもありません。
安心して下さい。

ただし、便秘がちなお母さんの赤ちゃんは、やっぱり体質的に便秘になりやすい、というのはあるようです。
また、お母さんがストレスを抱えていると、赤ちゃんはそれに気づきますから、そのために赤ちゃんもストレスを抱えることになり、それが原因で便秘になる、ということも起こりえます。
離乳食をはじめた赤ちゃんの場合は、お母さんの食生活と連動してくる部分もありますから、お母さんがしっかりした食生活を送っていないと赤ちゃんの食生活も不十分な場合が多く、そういう意味ではお母さんと赤ちゃんの便秘は連動している、とも言えます。

やっぱりお母さんの便秘も治しておきましょう!

このように、お母さんの便秘が病気のように赤ちゃんに伝染する、ということはありませんが、お母さんがストレスを抱えていたり十分な食生活を送れていない場合は赤ちゃんにも影響が出ます。
なにより、お母さんが便秘を抱えていると、育児に集中できない、というデメリットもあります。
できれば、重い便秘になる前に、スッキリして悩みから解放されたほうがいいでしょう。

でも、気をつけなければいけないのは、授乳期のお母さんで母乳をあげている場合は、便秘薬の種類に制限があります。
効果が強すぎる下剤や便秘薬の使用は避けて下さい。便秘薬でもオリゴ糖・乳酸菌・食物繊維などが主成分の商品であれば大丈夫です。
それと、食生活にはじゅうぶん注意しましょう。赤ちゃんが離乳食を食べるようになっていれば、家庭全体の食について栄養バランスを考え、乳酸菌や食物繊維の多い食事を心がけて下さい。